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光回線営業電話の断り

私は普段見知らぬ電話番号から電話がかかってきてもほとんど一回出てることはない。よくわからない営業や勧誘の電話かもしれないからだ。
しかし、昨日の私はなぜか見知らぬ番号に一回で出てしまった。

営業「光サポートセンターの〇〇です。来月から回線のスピードを無料で改善させていただくサービスをやっております。お客様のお使いのプロバイダはNTTかauどちらになりますか?」

自分「NTTです。」(実際はjcomだったがなぜその二択で聞いてきたのか?思わず適当に答えてしまった。)

営業「でしたら「ソネット光」にプロバイダを交換していただくことで無料で通信速度が改善されます。
交換に当たりまして一旦お客様に交換費用をご負担いただく形になるんですけれども、交換後にこちらの光サポートセンターからその分の代金をお客様にお支払いするので実質無料という形になります。
それでは早速お申し込みという形で承らせていただきますのでご住所をお願いします。」

自分「(住所)です。」(馬鹿か俺は!なぜこんなよく分りもしない相手に簡単に住所を教えてるんだ!そう思いながらも答えてしまっていた。)

営業「ありがとうございます。次にご希望の交換日時を確認したいのですが、いつ頃がよろしいでしょうか?」

あれよあれよと向こうの調子に乗せられてもう日程決めるとこまで来てしまったではないか。まずいと思った私はこう答えた。

自分「学校とかバイトが今後どうなるのか分からないのでとりあえずちょっと待ってもらっていいですか?」(なんとか耐えた、)

営業「わ、かりました。それではこの後ソネット光の方から改めてご連絡差し上げますのでそちらで細かいことは決めていただけたらと思います。この電話の後20分以内にご連絡差し上げますので必ずそちらに出ていただきたいと思います。もし分からないことがありましたら私〇〇が承りますのでよろしくお願いします。」

ここで電話が切れる。

さっきかかってきた「光サポートセンター」をネットで検索してみた。すると、会社のHPは出てこないどころかYahoo知恵袋などで詐欺やら怪しい代理店やらいいことは一つも書かれていなかった。

20分後ソネット光らしき番号から電話がくる。

私はこんなに簡単に色々と決められてしまった自分が愚かでしょうがないと思った。なぜすぐに断れなかったのか。なんとか一旦むこうに引き下がってもらってしっかり調べたいと思いこの電話には出なかった。

するとすぐに080から始まるさっきとは違う携帯番号からかかってきた。「光サポートセンター」〇〇の携帯番号だった。

営業「先ほどソネット光の方からお電話差し上げたのですがお出になられませんでしたか?」

自分「すみません。出そびれました。」

営業「それでは改めてソネット光の方からお電話差し上げたいのですがこの後すぐはよろしいでしょうか?」

自分「いえ、この後用事があって何時ごろに終わるか分からないので明日でもいいですか?」(実際に会社のオンライン交流会とそのあと友達とラーメンを食べる約束があった。)

営業「わ、かりました。それでは明日のご都合のよろしい時間帯はございますか?」

自分「明日は午前中なら大丈夫です。」

営業「すみません。午後の時間帯でご都合のよろしい時間帯はないでしょうか?12:00ごろとかどうでしょうか?」

自分「はいそれで大丈夫です。」

営業「ありがとうございます。それでは明日の12:00にソネット光の方からお電話差し上げますので、もし何かご不明点ございましたらこちらの携帯番号までお電話よろしくお願いします。」

とりあえずこの日は契約せずに乗り切った。しかし、この時も断るチャンスではあったのになぜ私は断れなかったのか?あまりにもお人好しというか気が弱すぎる。

次の日
12:00を回ったあたり

ソネット光らしき番号から電話がかかってくる。
ソネット?「こちらソネット光の代理店、株式会社シェルターの〇〇です。このたびは担当よりソネット光にお申し込みいただきありがとうございます。まずこのたびお申し込みいただいておりますソネット光はマンション全体での切り替えや強制的なお申し込みではございませんがこちらの認識に相違はございませんか?」

ん?またこちらも代理店か。そして、この認識の相違の確認、後になって無理やり申し込みさせられたという苦情が多いからあるんじゃないか?これは断るチャンス。

自分「すみません。昨日の段階で細かいことを把握できないまま申し込んでしまったので一旦待ってもらってもいいですか?」

代理店「本日はお忙しい中ご対応ありがとうございました。失礼いたします。」

なんだかあっさり終わった。やはり私のようにやっぱりやめる的な人が多いのかもしれない。

数分後、光サポートセンターの営業から電話がかかってくる。

営業「先ほどソネット光を一旦保留にするということでお伝えされたようですが、なにかご不明点はございましたか?」

自分「すみません。いま実家にいて自分の建物のプロバイダがはっきり何かわかってないっていうのと、細かい内容の確認がしたいので資料を送ってもらってもいいですか?」

営業「お客様にはお申し込み後に資料をお送りする予定です。そのため、先に資料を送るということができません。」

なんだそれ。資料見せんと申し込ませるのか?そんなことある?

自分「じゃあ資料がもらえないのでしたら今回はなしっていう形で大丈夫です。」

営業「通信速度は改善されませんがよろしいですか?」

自分「はい。」

営業「わ、かりました。それでは失礼します。」

こうして何とかよくわからない契約から逃れることができた。
ほんとは前の日の段階で断っておきたかったが今の私にはそんなことをする力がなかった。
こうした営業の電話でおそらく多くの被害者が出ているに違いない。
もし、間違って住所を伝えたりしてもとりあえず保留の状態まで持っていければ、落ち着いて対策を練ることができる。間違ってもその日のうちに契約というのだけは避けなければならない。